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WENTZ BOOK REVIEW 27「同志少女とよ、敵を撃て」

2025.05.07
WENTZ BOOK REVIEW 27「同志少女とよ、敵を撃て」

GW読んだ本の中から一番感性を揺さぶったのが 逢坂冬馬のこの作品です。

<あらすじ>

時代設定は1942年のソ連(今のロシア)。ドイツとの戦争真っ只中のモスクワ近郊の小さな村で育った少女セラフィマは 大学進学を目の前にしたある日、村はドイツ軍の襲撃を受けセラフィマの母親や許嫁ミハイル(兵隊として召集中)の妹をはじめ 村人は皆殺しにされます。セラフィマも殺される直前、赤軍女性兵士イリーナに救われます。

絶望に打ちひしがれたセラフィマに、イリーナは「死ぬか、生きるか」と冷酷に問い詰め セラフィマの母親の遺体を焼き払います。

この時 セラフィマは母を撃ち殺したほほに傷のあるドイツ兵イェーガーとイリーナに復讐することを決め イリーナの所属する狙撃チームに入隊することになります。

そうして厳しい訓練のすえセラフィマをはじめ5人の女性たち[シャルロッタ(ロり風)・アヤ(天才スナイパー)・オリガ(ウクライナ出身!)・ヤーナ(メンバー最年長29歳)]が最終選考され 戦いの最前線に繰り出されるのです(訓練犬も同行します🐶)。

漫画化されてます。

幾たびの戦いを繰り返し 何人かの同志を失いながらも ドイツとの最終決戦に臨むのですが・・・🔫

かなりボリュームのある本ですが 一気に読めてしまいます。

読後の感想~けっこう心が熱くなります🔥

最終章とエピローグで完膚なきまでに胸を貫かれます!

本当の敵と遭遇した時セラフィマは躊躇なく引きがねを引くのでした😢

おすすめの一冊です📚

山元哲也
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