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WENTZ BOOK REVIEW 24 「天使の囀り」

2025.01.27
WENTZ BOOK REVIEW 24 「天使の囀り」

今年一発目の書籍レビューは貴志佑介作「天使の囀(さえず)り」

<あらすじ>

ターミナルケア(終末医療)に携わる精神科医北島早苗の恋人で人気作家である高梨光彦は、新聞社主催のアマゾン探検隊に同行する。

帰国後の高梨の異変に困惑する早苗。

高梨は元来死に対する恐怖症を病んでいたのだが 帰国後まったく死を恐れなくなります。しかし突如高梨は睡眠薬自殺します。

さらに探検隊に同行したカメラマンや教授も次々と謎の自殺をとげます。

一連の自殺に不信感をいだいた早苗は 線虫に詳しい依田と真相解明に乗り出すのだが・・・

線虫・・・これがキーポイント

グロ要素がきつい場面もあります。

しかし、最後はとんでもない結末を迎えます。

終末医療と線虫による心の支配、要素が違う2つの事柄が交わるせつなに、物語は大きなうねりを見せ始めます。

衝撃的な問題作の多い貴志佑介。

頭がぶっとぶ覚悟で読んでいただきたいですね♬

山元哲也
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