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WENTZ BOOK REVIEW 10 <真犯人は誰もわからないと思います>

2022.10.21
WENTZ BOOK REVIEW 10     <真犯人は誰もわからないと思います>

援交探偵らいち(18才高校生)が活躍するミステリーです。

とんでもない発想に読後 一瞬放心状態になる作品が多いこのシリーズ。

「双蛇密室」も驚愕の結末が手ぐすね引いてまっています😊

らいちの援交相手の一人で刑事の藍川が時折見る蛇に噛まれる夢 幼少時代に何かがあったのではと彼は名探偵らいちに相談します。

調べていくうちに藍川がまだ母親のお腹にいたころに起こった密室殺人事件が浮き彫りにされていきます。

ある事情で隠蔽されしまったのですが 真実を知りたい藍川は 気乗りしないらいちに真相を解明するように頼むのですが・・・・・

キーポイントはトビヘビなのですが この作品のとんでもない結末は蛇は関係ありません!!

38年前におこった密室殺人事件の真犯人〜多分99%の読者はわからないと思います。もちろん犯人は作品に登場する人物の誰かです😢

名探偵ウエンツでも真犯人とトリックは全く解けませんでした😢

ミステリー大好きな方は是非チャレンジしていただきたいお薦めの本です(笑)

山元哲也
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WENTZ BOOK REVIEW 9

2022.10.11
WENTZ BOOK REVIEW 9

連投で本の紹介です📚

本格派ミステリーの旗手と言われてます「今村昌弘」のデビュー作と2作目です。

叙述ミステリーにはまり続けていましたので 久しぶりの本格ミステリーです♬

紹介の2作品とも傑作の部類に入るでしょう!

ありえない設定で事件は起こるのですが多くの謎が丁寧に解明されます。

真相にたどり着くまでのロジックは なかなかのものです。

「屍人荘の殺人」の設定はこれです!
「魔眼の の殺人」の設定は予言です!

冷静に読んでいけば犯人にたどり着けますので 読者としてはありがたいですね😊

探偵役の比留子ちゃんは魅力的なキャラなのですが どの作品とも準主役が序盤の段階で死んでしまうのが残念です・・・💦

山元哲也
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WENTZ BOOK REVIEW 8

2022.10.10
WENTZ BOOK REVIEW 8

婚約者がストーカー被害に遭い 突然行方不明になる。

主人公は捜索に積極的でない警察を諦め 単独で彼女の足取りを探索する・・・一読 ミステリーと思いきや〜予期せぬ展開が待ち受けます。

この本は「婚活」に関わる恋愛小説仕立てになっています💛

当社でも三代目を筆頭に 良い歳を迎えている社員が結構いてます😊

この本は そうした男女の心の機微を丁寧に描いています。

是非 当社の独身者に読んでいただきたいですね♬

山元哲也
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WENTZ BOOK REVIEW 7

2022.08.31
WENTZ BOOK REVIEW 7

パニック続きの8月も今日で終わりです。

来月も状況は楽になりませんが ここで頭の中をブレイクしましょう🎵

今回紹介するのは「バカミス」

ミステリーにもいろんなジャンルありますが「バカミス」というのはバカバカしい展開 ありえないあらすじとトリック そしてリアリズムを無視した真相が描かれるミステリーです。

画像にあげた4冊〜バカバカしいけど面白い!これに尽きますね☺

特に左の2冊は 思わず本を破りたくなくなりました😊😊

●「〇〇〇〇殺人事件」は魅力あふれる自称探偵の女子高校生らいちが主役です(この探偵エロい!)

開放感あふれる絶海の孤島で起きた殺人事件💀一体犯人は・・・?

らいち探偵はシリーズものになっています。

どれも・・・バカバカしくてエロいです。


こちらの短編集の中でも「青は海とマニュキアの色」が最高のバカミスです♬

●「翼ある闇」〜これは上級者クラスのミステリーファンが読む類の本です。(ミステリー初心者がいきなり読んでしまうと危険です😢)

冒頭からの怒涛の展開!

しかし、真剣に真相とトリックを考えてしまうと・・・バカをみます(笑)

ここいらで いったん頭の中を空っぽにしてみましょう!!

山元哲也
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WENTZ BOOK REVIEW 6

2022.07.13
WENTZ BOOK REVIEW 6

暑い日はなかなか本を読む気になりませんが 今回は暑さを吹き飛ばしてくれる作家をレビューします。

どんでん返しが得意なミステリー作家はたくさんいてますが

今回紹介するのは、独自の世界観で人気を博している「道尾秀介」です。

『向日葵の咲かない夏』〜タイトルにあるように夏に読んでいただきたい本ですね。🌻ホラー色が強いのですが驚愕のラストが待ち構えています。勧善懲悪を期待してはいけません・・・

『片眼の猿』~🐵上の作品同様 映像化できない作品です。評価の分かれる叙述トリックですが 私は大好きです。人間の存在価値とプライドについて考えさせられます♬

特におすすめは 阿部寛主演で映画化もされた『カラスの指輪』です。

この作家 タイトルがいつも洒落てます。

ハラハラドキドキの展開が続きますが・・・ラストでだまされます😊

好き嫌いの分かれる作家ですが

上記作品のほかに『ソロモンの犬』🐶『シャドウ』『龍神の雨』🐉『月と蟹』🦀

山元哲也
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