WENTZ BOOK REVIEW 12<日本最高峰のアホバカミステリー>
2022.11.05
前回 日本純文学の最高峰を再読し 今も余韻に浸っていました。
そんななか まったく真逆な小説(これから紹介するこの本が小説と言えるかどうかは・・・)を手にしました。
「六枚のとんかつ」〜バカミスのなかでも最高部類に入る本です。

15の短編集から構成されています。
主人公は保険調査員である「私」
友人の自称探偵古藤、会社の部下 早乙女の力を借りながらも 数々の難事件(密室殺人・アリバイ工作・貴金属盗難事件 etc)を解決していきます。
本格モノのミステリー!と期待すると バカをみます(笑)
いきなりFILE1から この本を破りたくなりました
とにかく くだらない!!
しかしながら・・・良い息抜きにはなりますね
WENTZ BOOK REVIEW 11<国内文学の最高峰といわれています>
2022.10.27
最初にこの本を読んだのはまだ紅顔の美少年だった14歳の時です(〃▽〃)
「日本純文学の最高峰」とかなり評価の高い作品です。
あえて 文庫本を購入し読もうとしたきっかけは ここ数ヶ月間でいろんな人の心の動きが変わってきたと実感したからです。
なぜ夏目漱石の「こころ」なん?

長年悩んだ末に「先生」は「私」に遺書を遺します。
なぜ人は安易に「死」を選択してしまうのか。
安易という表現に多少の抵抗を感じるのですが 「こころ」の登場人物たちは自分の心を崇高なレベルに位置づけをしています。
それを歪められてしまったとき・・・大いに悩んでしまうのです。
この作品は救いのないかたちで終わります。
14歳の時読んだ自分と今の自分では 人生観も価値観も変わってしまっているので感じ方は全く違います。
14歳の時共鳴できた部分に 今は大して何も感じない自分〜戸惑いを覚えます。
そして ここ最近の身の回りの変化〜混迷しています。
これからどうすべきか?・・・もう一度感性を磨いてみたいです。

WENTZ BOOK REVIEW 10 <真犯人は誰もわからないと思います>
2022.10.21
援交探偵らいち(18才高校生)が活躍するミステリーです。
とんでもない発想に読後 一瞬放心状態になる作品が多いこのシリーズ。
「双蛇密室」も驚愕の結末が手ぐすね引いてまっています
らいちの援交相手の一人で刑事の藍川が時折見る蛇に噛まれる夢 幼少時代に何かがあったのではと彼は名探偵らいちに相談します。
調べていくうちに藍川がまだ母親のお腹にいたころに起こった密室殺人事件が浮き彫りにされていきます。
ある事情で隠蔽されしまったのですが 真実を知りたい藍川は 気乗りしないらいちに真相を解明するように頼むのですが・・・・・

キーポイントはトビヘビなのですが この作品のとんでもない結末は蛇は関係ありません!!
38年前におこった密室殺人事件の真犯人〜多分99%の読者はわからないと思います。もちろん犯人は作品に登場する人物の誰かです
名探偵ウエンツでも真犯人とトリックは全く解けませんでした
ミステリー大好きな方は是非チャレンジしていただきたいお薦めの本です(笑)
WENTZ BOOK REVIEW 9
2022.10.11
連投で本の紹介です
本格派ミステリーの旗手と言われてます「今村昌弘」のデビュー作と2作目です。
叙述ミステリーにはまり続けていましたので 久しぶりの本格ミステリーです♬
紹介の2作品とも傑作の部類に入るでしょう!
ありえない設定で事件は起こるのですが多くの謎が丁寧に解明されます。
真相にたどり着くまでのロジックは なかなかのものです。


冷静に読んでいけば犯人にたどり着けますので 読者としてはありがたいですね
探偵役の比留子ちゃんは魅力的なキャラなのですが どの作品とも準主役が序盤の段階で死んでしまうのが残念です・・・
WENTZ BOOK REVIEW 8
2022.10.10
婚約者がストーカー被害に遭い 突然行方不明になる。
主人公は捜索に積極的でない警察を諦め 単独で彼女の足取りを探索する・・・一読 ミステリーと思いきや〜予期せぬ展開が待ち受けます。
この本は「婚活」に関わる恋愛小説仕立てになっています
当社でも三代目を筆頭に 良い歳を迎えている社員が結構いてます

この本は そうした男女の心の機微を丁寧に描いています。
是非 当社の独身者に読んでいただきたいですね♬
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